運動しないのに息切れする時心配な病気は?診断方法は?受診判断は?
運動もしたわけでもないのに、「ハーハー」と「息切れがあると、「歳だから」とか、「運動不足?」と、考えていませんか?
息切れは身体の悲鳴と言われています。
自分の普段の体調を把握して常に注意して以上があったら、病院へいきましょう。
今回は息切れで起こりうる、病気を知ることと、どんな症状で病院にいくかを知っておきましょう。
運動しないのに息切れがあるとどんな病気が心配されるの?
運動して、息切れがするのは、当然ですが、何もしないのに息切れが起こるのは病気のサインです。
心配される病気は以下です。
鼻や喉の異常
インフルエンザなどの一時的な炎症
肺、心臓、筋力などの異常
血液の異常
喫煙、ストレス、精神疾患、加齢によって起きた場合も考えられる
命に関わる病の予兆
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
気管支ぜんそく
狭心症
心筋梗塞
心不全、筋肉萎縮
軽視は危険ですので、普段から、息切れがどんな症状か把握しておきましょう。
息切れの診断方法はどうするの?
呼吸が通常と違う状況が息切れです。
でも、運動もしていないのに息切れがする場合は病院で検査してもらいましょう。
その時の診断方法
息切れは級に起こったのか、ゆっくり起こったのか
せき・たん・胸痛はあるのか
これらの「臨床状況」と
呼吸機能検査、胸部X線、心電図、心エコー、血液検査などの結果を合わせます。
でも、いざ、病院に行くと、「何の異常もない」なんてことになったりするのですよね。
そんな時は病院によりますが、「運動負荷試験」や「歩行試験」などで、異常をみつけだすことが出来る方法があります。
お近くの呼吸器系・循環器内科の病院で確認してみてください。
息切れの症状はどの程度で受診すればいいの?
息切れの程度をチェックするものとして、「MRCスケール」があります。
■6段階分類
グレード1:強い労作で息切れを感じる。
グレード2:平地を急ぎ足で移動する、または緩やかな坂を歩いて登るときに
息切れを感じる。
グレード3:平地歩行でも同年齢の人より歩くのが遅い。
または自分のペースで平地歩行していても息継ぎのため休む。
グレード4:約100ヤード(91.4m)歩行した後、息継ぎのため休む。
または数分間、平地歩行した後、息継ぎのため休む。
グレード5:息切れがひどくて外出ができない、
または衣服の着脱でも息切れがする。
グレード2の症状では、即病院へ行って下さい。
呼吸器か循環器内科医です。
まとめ
少々の息切れだから・・と軽視しないで、普段からご自分の脈や呼吸の状況を把握しておくことが、大事です。
普段から、よく、息切れが起こりやすいのであれば、なおのこと、メモとしてわかりやすく書き残しておくのもいいですよ。
誰かに話しておくのもいいですね、
ご自身の健康はなるべく、ご自身で気をつけて早期改善に努めてくださいね。
Your Message