熱中症予防の水分補給 の塩分の摂取方法や作り方そのタイミングは?

公開日:  最終更新日:2015/04/13

工事現場

屋外、炎天下での仕事仕事をされる方は
「大量に汗を書く生活をしている」人ですよね

こんな方には水と塩分補給が必要です、っていわれるけど、
正しい取り方ってよくわかりませんよね、

どんな飲み物をどのように飲むのが良いのかを
お伝えしますね。

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熱中症予防には水分補給は塩分も一緒に摂取と言われますが、何が正しいの?

炎天下で大量に汗を書いている人は水分と一緒に
塩分やミネラル等も体内から失われています。

※ポイント※
「大量の汗をかく」と言う目安は、玉の汗を「長時間」かくときで、
腕などを水洗いしてからなめてもしょっぱいとき、です。

「長時間」のめやすは30分以上です。

だから、水分と塩分、ミネラルをを補給しましょう!と言われています。

※いわゆる必須ミネラルは
・ナトリウム・マグネシウム・リン・硫黄 ・塩素
・カリウム・カルシウム・クロム・マンガン・鉄
・コバルト ・銅・亜鉛・セレン・モリブデン・ヨウ素
これらの16種類のことです。

それで手軽に飲用出来るスポーツドリンクや
経口補水液(ORS:Oral Rehydration Solution)を
飲みましょうと、言われてますね。

脱水症状になると、病院では、点滴をしますが、
ORS(経口補水液)とは、これを、口から摂取するというものです。
だから、飲む点滴と言われていますね。

ORS(経口補水液)とは、口から水分と電解質を素早く補給できるように、
ナトリウムとブドウ糖の濃度を調整した飲料です。

その成分は WHO(世界保健機構)により定められています。
国内では OS-1R(大塚製薬工場)、アクアサポート(明治)、
、アクアライト ORSR(和光堂)などがあります。

でも、これらは、普段飲み用としては、もったいないです。
なので、スポーツドリンクを飲む方が多いのでしょう。

でも、スポーツドリンクもあなどれません、
正規の経口補水液との違いは
スポーツドリンクには糖分の量が多く、塩分の濃度が低いということです。

でも、これは、塩分と糖分を一緒に摂ると、水分の吸収が速くなる、
という、性質があるからなんです。

塩分というと、血圧が高くなるのでは?と
心配される方もいるかもしれませんが、
塩分はとりすぎはよくありませんが、少なくなると、
食欲減退やだるさ、めまい、ふらつきなど、様々なので、
炎天下での仕事の方はそこまで、心配することはないですね。

スポーツドリンクというのは、
体内に早く水分や塩分を吸収するよう工夫されています。

アイソトニック飲料と言いますが、
アイソトニックとは、体液とほぼ同じ浸透圧を持つ電解質のこと。

つまりすぐ身体に入り、それをエネルギーに変えたりするので、
塩分と糖分を効率よく取り込む配分になっているわけです。

ですから、炎天下でお仕事をされてる方には良いのです。

「スポーツドリンクは糖分が高いので薄めたほうがいい」と言う
説がありますが、炎天下での現場仕事の人には関係ありません。

でも、気になる方はスポーツドリンクと水を1:1にして
飲まれるといいです。
スポーツドリンク1リットルを1本、
水1リットルを1本持っていかれてもいいです。

それか、毎日のことなので、経口補水液を作ることが出来るので、
作って持っていくと、経済的ですね。

次で作り方を説明しています。

熱中症予防の水分補給の経口補水液の作り方!

経口補水液作り方

1リットルの水
砂糖40グラム・・大さじ4と1/2
食塩3グラム小さじ1/2、
好みでレモンを少々(1/2個分以内)
(ポッカレモンでもOK15~20ml、好みです)

以上の材料を、水が透明になるまで混ぜまて溶かします。
水だと、なかなか溶けにくいですので、
湯冷ましを使うと溶け易いです。
(湯冷ましとは、一旦沸騰させたお湯を少し冷ましたもの、
   溶けやすくなります)
(湯冷ましの場合は砂、糖塩がまざってから、
  温さがなくなってからレモン果汁を入れます)

この方法で作った経口補水液は、
氷を入れて薄めて飲まないようにしてください!

効果がなくなります。

水筒で持っていくので、どうしても、氷を入れたい時には、
作った経口補水液を事前に製氷機で氷を作っておいて、
それを、使ってください。

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手作りするのに、1リットルペットボトルがない場合は
500mlペットボトルで、その場合は
全ての材料は半分です。

★ポイント
これ、作ろうとすると、気付くのですが、
ペットボトルの口から砂糖や塩を入れにくいんです。

そして、分量をはかる道具もなかった><ってことも・・・

毎日作ることですので、100均で売ってますので、
1gの軽量スプーンのついた軽量スプーンセットと
じょうごは買っておいてはいかがでしょうか。

じょうごはペットボトルに砂糖や塩を入れるのに
使います。

じょうごまでは買いたくない、って方は
コピー紙など少ししっかりした紙を
クルッと丸めてじょうご代わりにしてもいいです。

経口補水液とは、
水に食塩とブドウ糖を一定の割合で溶かすことで、
体内への吸収をよくしたものです。

また、これに柑橘類などの果汁を加えることにより、
それに含まれるクエン酸の効果で
さらに水分の吸収率を高めることができるものです。

吸収率は数倍高く、ナトリウム量が多くて糖分が少ないので、
水分補給に適しているのです。

飲む点滴と言われている、わけですね。

今年の夏はこの経口補水液で乗り切ってください。

おまけ
実際の現場でその場所でスポーツドリンクを
作っているそうです、その簡易方法もお知らせしますね。

現場単位で飲み物があ用意されているのが、
一番いいですものね。

用意するもの
・ウォータージャグ(現場の人数に合わせる)
・ポカリスエットの粉末
・食塩錠(タイヨー、シオタブ)(衛生上この方が便利)
・冷やした水を2Lペットボトルに入れたものを
  人数によって、何本か用意する)
  紹介されていた現場は4人で4Lだそうです。
ドリンク道具
  ↑            ↑              ↑  
 ウォータージャグ、クーラーボックスに冷えた水の入ったペットボトル 

作り方

作り方は普通に粉末を水で溶かすのですが、
この溶かす水の量を変えます。

普通はポカリ1袋を1Lの水で溶かしますが、
糖分が多いので、1袋を2Lの水で溶かします。

そうすると、塩分が減ってしまうので、
そこで、食塩錠を2g分入れます。
(0.5g錠剤なので、しょっぱければ、減してもいいです)

タイヨーの食塩錠は1粒が0.5gなので、2gが
測りやすいですね。

以上で出来上がりです。

これも、経口補水液同様、作った日に飲むようにしてください。
なので、余らないように作らないと、
お得ではなくなってしまいますね。

熱中症予防の水分補給を取るタイミングってどんな時?

基本的には、喉が乾いたら、飲む、というのでいいのですが、

現場仕事の人達は作業を集中してすることが多く、
10時、12時、15時、などの休憩の時に
まとめて水分を摂る、という、現場がほとんどなのでは
ないでしょうか。

本当は作業中に小まめに飲むほうがいいのですが、
実際、作業の手元に飲み物を置いておくことは難しいですからね。

仕事によって、自由がきく方は、15分作業-15分休憩でも良い位ですので、
臨機応変に飲んでください。

よく、「こまめ」に飲んで下さい。
って言われますが、この「こまめ」、ってどのくらいなんだ!?

って思いませんでしたか?
私は思ったんですね、で、調べてみました。

こまめ・・とは?
1回150~200ml、5~15℃の水分を
1時間に2~4回に分けて補給するということです。

これに、固執することはありませんが、出来れば、
15分くらいから30分間隔では水分補給はしてください。

お昼ごはんの時は麦茶でもいいですよ、
でも、緑茶はカフェインが含まれているので、
利尿作用があって、水分不足になりやすいから飲まないでくださいね。

まとめ

屋外の炎天下でのお仕事の方はスポーツドリンクや
自作の経口補水液などを、15分から30分おきに補給するように
してくださいね。

自宅から飲み物を持って行く時、2Lペットボトルを
1本持っていくのではなく、500mlペットボトルを4本
そのうち、数本は凍らせて持って行くと、
気分が悪い時などに脇の下や首筋の太い血管に当てて
応急処置をすることが出来ます。

自分にあった、スタイルで熱い夏を乗り越えてください。

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